豆知識
大便器の詰まりには、よくホームセンターで売られている市販のラバーカップを使用しますが、使い方にもコツがあります。
簡単に説明すると、カップ内の空気をなるべく抜いてしまう。そして細かく揺する様に動かす。
どういうことかと言いますと、カップ内に空気が有るとその空気が圧縮され、押したり引いたりした力が、詰まっている汚物に直接伝わりません。空気がクッションの役割をしてしまうのです。ですから便器に溢れない程度まで水を満たしラバーカップを寝かせるように差し込み、中の空気を抜いた状態で流れ先に密着させます。その際洋便器用という下部にゴムが出っ張った形状の物が洋風大便器では密着させやすいでしょう。
そして、詰まっている汚物を細かく砕いてあげるように、小刻みに揺すります。これは、大きく押したり引いたりすると、先程ギリギリまで水を満たした便器から汚物まみれの水が飛び散る事を防ぐ意味でも重要です。そして最後に、引き抜くと水が渦を巻いて流れていく。
ダメな時は、何度か繰り返します。硬い便でも何度か繰り返しているうちに、少しづつ崩れ流れていきます。
汚物やペーパーでの詰まりならこれで9割は解消されます。
急なトイレつまりで、業者が捕まらない時は、参考にしてください。
尚、ネット上には動画で紹介しているページも有るようです。参考にしてみては如何でしょう。
新築を計画している方は、暖房方式をどうするか迷うところだと思います。ストーブ、温水暖房、エアコン、地中熱ヒートポンプ。それぞれに利点欠点がありますが、簡単に説明いたします。
先ずストーブ、燃料は灯油、ガス、石炭、薪、ペレットと色々ありますが、総じて快感度高い暖房です。いわゆる火に当たる感覚、温かいを直接実感する暖房です。しかし、反面家全体を温めるのには不向きで温度ムラが生じます。
次に温水暖房、快適度の高い暖房です。ストーブと違い家中どこに行っても温かいという快適さを生み出します。しかし、ストーブと違い外出先から帰ってスイッチを入れても直ぐに部屋が温まらない。立ち上がりが遅いという欠点があります。
エアコン、最近は空気熱源のヒートポンプでエアコンによる暖房も多くなっています。極寒気にやや不安が残らなくも無いのですが、最近の住宅の断熱性能を考えると良い選択しかもしれません。
地中熱ヒートポンプ、エアコンで感じた極寒気の心配もなく環境にも優しい暖房です。しかし、イニシャルコストが高くお財布には優しくないのが欠点です。
他にも、温水であっても、床暖房や温風暖房、色々な選択肢がありますので、お客様の希望と一致する暖房方式をしっかり話し合って決めましょう。新築は、出来上がったものを見て買う事が出来ない大きな買い物です。お客様のイメージを施工会社にどこまで正確に伝えられるか、我々業者はそれをどこ迄理解できるかが、顧客満足度の差になると思っています。